流産、中絶の経験が不妊に?
流産、中絶が不妊の原因になるというのは、すべてがそうだというわけでは
ありません。
流産、中絶の時の処置に不備があり、不妊症を引き起こすことはあります。このケースは「アッシャーマン症候群」と称されます。
この病気は「子宮腔癒着症」ともよばれ、子宮の内膜が上手く成長することができなくなる病気で、排卵などは正常に行われているけども、着床がしにくいというものです。
手術時の乱暴な処置が原因で子宮内膜に傷がつき、子宮内壁が癒着を起します。
子宮の内膜がこうして異常な状態になると卵巣がいくら正常に動いて排卵が起こっても無月経になったり月経の量が低下したり、子宮内膜が正常に育っていないために着床ができずに不妊の原因になったりもします。
また中絶の処置は子宮内の胎児を掻きだす、あるいは吸引で取り除きますが、その際に子宮内や子宮壁に子宮内膜などの残留物を残さないようにする必要があり、その作業が元で子宮壁に傷がついてしまう場合があります。
あるいは中絶で手術を繰り返しているうちに子宮内壁を傷付けてしまい子宮内膜が薄くなったなどが原因になり、不妊つながることもあります。
中絶、流産手術そのものは不妊に直結はしないのですが、可能性としてはあり得るということです。
治療方法とは
治療には子宮鏡で癒着した部分を剥離する作業が行われます。その後、子宮腔内に癒着を阻止する器具を入れ、女性ホルモンによる治療が行われます。
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